まずは超基本的な機能の扱い方を説明している。純正品を含めどのようなメインユニットにもなんらかの「プロセッサー」が内蔵されていて、極々簡易的な機能しか積まれていなかったとしても、それを活用することでサウンドをより良くできる。さて「フェーダー」とはどのような機能なのかというと、「前後のスピーカーの音量バランスを変更できる機能」だ。クルマには多くの場合、スピーカーがフロントとリアに装着されている。「フェーダー」を操作することで、それらのボリューム比率を変更できる。後席に人が乗っている場合はこれで良い。しかし実は、自分1人でドライブしている場合にはこの状態は芳しくない。
例えば、コンサート会場では音楽は目の前のステージから聴こえてくる。なのでクルマの中でも、音楽が後ろから聴こえてくる必要はない。またホームオーディオのリスニングルームを見ても、5.1ch等のサラウンド再生を行おうとするのでなければ、スピーカーは目の前に左右2つが設置されるのみだ。まずステレオ再生とは、音楽を左右の2chに分けて録音しそれを左右の2つのスピーカーで再生し演奏を立体的に再現しようとするものだ。で、「フェーダー」が「5:5」に設定されていると、左右のchの音がそれぞれ前と後ろの2箇所から聴こえてくる。となると、左右それぞれのchの音がダブって聴こえてしまう。そうなるとスピーカーの存在感が強まる。音が二重に聴こえるがゆえに、音の出どころが分かりやすくなってしまうのだ。
対して「10:0」でフロントに振ると、音がスピーカーから聴こえてくるという感じが弱まる。ステレオの仕組みが機能して、音像がリアルに目前に展開されやすくなるからだ。ステレオ再生では、「スピーカーの存在感が消えた方が良いのだ。
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
ソース: responsejp - 🏆 56. / 63 続きを読む »
ソース: responsejp - 🏆 56. / 63 続きを読む »
ソース: responsejp - 🏆 56. / 63 続きを読む »
ソース: responsejp - 🏆 56. / 63 続きを読む »
ソース: responsejp - 🏆 56. / 63 続きを読む »