2020年、菅総理大臣は2050年のカーボンニュートラルを目指すと打ち出し、さらにことし4月には、2030年に向けて2013年度と比べて46%削減を目指す新たな目標も掲げました。政府目標が相次いで示されたことで、経済界も踏み込んだ対応を迫られています。企業には、みずから排出する温室効果ガスを減らす「責務」と、製品を開発して世の中に役立ててもらう「貢献」の2つの側面がある。表裏一体の2つを同時に目指すことで、大きなビジネスや成長の機会にもなる。2050年のカーボンニュートラルは、かなり先だからイノベーションはなんとかなると考える向きもあるが、実は時間が無い。開発に必要な基本技術を固めて社会実証を行い、さらに実証の規模を大きくするだけでも5年かかる。そこから改良を重ねると15年から20年はかかると見なければならない。電力以外の60%ほどは、製鉄や化学製品など、ものづくりのプロセスを担う産業に由来する。この部分を電化したり、水素を活用したりする。温室効果ガスを減らすプロセスをイノベーションで変えることを、全産業でやる必要がある。
2020年、菅総理大臣は2050年のカーボンニュートラルを目指すと打ち出し、さらにことし4月には、2030年に向けて2013年度と比べて46%削減を目指す新たな目標も掲げました。政府目標が相次いで示されたことで、経済界も踏み込んだ対応を迫られています。企業には、みずから排出する温室効果ガスを減らす「責務」と、製品を開発して世の中に役立ててもらう「貢献」の2つの側面がある。表裏一体の2つを同時に目指すことで、大きなビジネスや成長の機会にもなる。2050年のカーボンニュートラルは、かなり先だからイノベーションはなんとかなると考える向きもあるが、実は時間が無い。開発に必要な基本技術を固めて社会実証を行い、さらに実証の規模を大きくするだけでも5年かかる。そこから改良を重ねると15年から20年はかかると見なければならない。電力以外の60%ほどは、製鉄や化学製品など、ものづくりのプロセスを担う産業に由来する。この部分を電化したり、水素を活用したりする。温室効果ガスを減らすプロセスをイノベーションで変えることを、全産業でやる必要がある。
中国と戦争して勝てば全部解決。世界大戦しよう
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