謎の2人組に銃撃され著名コメンテーター死亡 メディア暗黒時代のフィリピン

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フィリピンでは、ドゥテルテ大統領が就任した2016年からでは今回の犠牲者を含めて22人が殺人事件で命を落とし、223人がなんらかの暴力を受けているという。 事件 暗殺 ニューズウィーク日本版

<大統領が「ジャーナリスト達は決して暗殺の対象外ではない」と公言する国で、またメディア関係者が凶弾の犠牲に──>

フィリピンでは記者などメディア関係者に対する銃撃、脅迫、暴力行為などが頻発しており、2020年以来殺害されたメディア関係者は4人となり、ドゥテルテ大統領が就任した2016年からでは今回の犠牲者を含めて22人が殺人事件で命を落とし、223人がなんらかの暴力を受けているという。 フィリピンは社会問題などを掘り下げて取材、地元有力者や非合法組織、ギャング団、ときには政治家にとって「気に入らないあるいは面白くない記事や放送などの報道」が動機となって報道関係者への殺害を含む「報復」が日常的に発生している。 このため国際的なジャーナリスト団体「国境なき記者団(RSF=本部パリ)」が毎年公表している報道の自由度のランキングで、2021年は180カ国中138位と低く評価されている。この評価基準の一つとして「ジャーナリストに対する暴力行為」が含まれており、フィリピン報道関係者の日常に存在する生命の危機が反映されているという。警察や地元報道関係者などによると、7月20日午前9時ごろ、セブ市マンバリン村でレイナンテ・コルテス氏が勤務先のラジオ局から出た直後に正体不明の男2人が乗るバイクが接近し、1人がコルテス氏の胸と腕に発砲して逃走した。コルテス氏は地元のラジオ局「dyRB」で自ら番組をもっており、時事問題などにも鋭いコメントをする著名なコメンテーターとして現地では広く知られていた。

地元マンバリン警察では「現時点で犯行の動機は明らかではない」としながらも、「コルテス氏の日常的な活動、放送内容に対して怒った人物が犯行に関係している可能性が高い」として、コルテス氏のこれまでのコメンテーターとしての活動や発言、ラジオ番組内での放送内容の調査に着手する方針を明らかにしている。コルテス氏の殺害は1986年のマルコス独裁政権崩壊以来、193人目の犠牲とされ、地元セブ市にある「フィリピン・ジャーナリスト組合セブ支部」の関係者は地元メディアなどに対して「ジャーナリスト殺害は日常化しつつあり、もはやフィリピンの"文化"にまでなりつつある」と厳しく非難、警察当局に早期の犯人逮捕、事件の真相解明を求めている。

 

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アメリカは他国が米国から離れ中国、ロシアに近づくとプロパガンダをばら撒く

松坂桃李 が出演した映画 新聞記者 は、新聞記者が、政府に、偽装自殺 で暗殺されるストーリーでした。香港問題 は、逮捕されるけど、暗殺 はされないから、案外、中国政府 は、「民主的」なのかもしれません。

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