「選んでいただいたのは光栄。でも舞台に立たない者が代表でいいのか迷った。特に何をするとかは考えていない。先輩方のご恩で今がある。次世代につなぐ役割を果たせれば」。実績、知名度の高さも申し分ない角野が、対外的にも劇団の「顔」にふさわしいと判断されるのは自然な流れ。本人が言う「何もしない」は手を抜くことではない。「文学座には各部、各委員会があり、すべて幹事会で決まるので」座員を信頼している。
長年出演したドラマ「渡る世間は鬼ばかり」(TBS系)で見せた中華料理店「幸楽」で働く温厚な役をイメージする人は多いだろう。しかし素顔は「信念の人」。角野が学習院大を経て文学座に入った70年代。理想の芸術を求め、商業演劇に否定的な考えが残っていた。「僕は最初から全く逆で、芝居で食べていけるプロになりたかった。文学座も就職試験のつもりで受けたくらいですから」
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