親の「赤ちゃん言葉」は幼児期の言語習得に影響する

親の「赤ちゃん言葉」は幼児期の言語習得に影響する

サイエンス, 子供

2021/12/02 17:50:00

親の「赤ちゃん言葉」は幼児期の言語習得に影響する

<言語経験「初心者」の赤ちゃんにとって、独特の高低や繰り返しが大きな助けになる。...

赤ちゃんが、通常の大人の話し方より、こうした「赤ちゃん言葉」のほうに好んで耳を傾けることは、研究で証明されている。例えば、母親が「ベイビー」という言葉を「歌うような」抑揚の大きい声音で話すと、単調な大人向けの声音よりも、赤ちゃんの注意が長く引き付けられる。また、言語の小さなまとまりが際立ち、赤ちゃんが拾い出しやすくなる。繰り返しや畳語が効果的例えば、「ワンちゃんが骨を食べている」よりも、「見えるかな、あのワンちゃん?」のほうが好ましい。文の最後にあると、赤ちゃんが「ワンちゃん」という単語を覚えやすくなるからだ。

同じ理由から、文章中の単語よりも、はっきりと一語で独立して話した言葉は覚えやすい。研究によれば、赤ちゃんが話す最初の言葉は、初期に独立した一語として最も頻繁に聞いたものが多い。「バイバイ」や「ママ」などだ。普通の速さよりもゆっくり話したときのほうが、赤ちゃんが単語を認識しやすくなることも分かっている。これは、個々の単語や音が明瞭に発話され、単語を拾い出しやすくなるからだ。また、赤ちゃんの言語処理のスピードは大人よりもはるかに遅いため、ゆっくり話すことで言葉を処理する時間が得られるとも考えられている。

赤ちゃんの初期の言語習得では、単語の繰り返しも効果を発揮する。赤ちゃんが最初に話す言葉は、「マミー」「ボトル」「ベイビー」など、親が頻繁に発する単語である傾向が強い。赤ちゃんが耳にする頻度が高いほど、話し言葉の流れの中から区別されやすくなり、その単語に関して抱くイメージもはっきりしたものになる。さらに、赤ちゃん言葉によく使われる畳語、つまり、「ワンワン」や「ニャーニャー」も、初期の単語習得に有利なようだ。新生児でさえ、繰り返しを含む単語を耳にしたときには、より強い脳活性を示す。

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