5月17日、英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)を巡る政府与党・保守党と最大野党・労働党との協議は、労働党が協議を打ち切り決裂した。ブレグジットは再び先行きが見通せない状況となった。写真は2015年4月、ロンドンで(2019年 ロイター/Stefan Wermuth)
[ロンドン 17日 ロイター] - 英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)を巡る政府与党・保守党と最大野党・労働党との協議は17日、労働党が協議を打ち切り決裂した。ブレグジットは再び先行きが見通せない状況となった。 労働党のコービン党首はメイ首相宛ての書簡で、政府が立場を根本的に変えず「政策面で双方の重要な溝を埋めることができなかった」と指摘。「さらに重大なこととして、政府の脆弱性や不安定性が高まっており、仮に双方で合意できたとしても政府を信頼することはできないと判断した」と述べ、労働党は来月初旬に予定されている離脱協定案の採決で反対票を投じると明言した。
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