英オックスフォード大と英製薬大手アストラゼネカが開発中の新型コロナウイルスワクチンの有効性や、臨床試験の信頼性を疑う声が出ている。英紙によると、臨床試験過程で生じた誤りや、参加者の年齢の偏りなどが理由。アストラゼネカは追加で臨床試験を実施する意向を示している。
アストラゼネカが23日に発表した暫定的な臨床試験結果によると、計画通り2回分のワクチンを1カ月間隔で投与した第1グループでは62%の効果が確認されたが、初回の接種を半量にとどめた第2グループは90%となった。全体平均で約70%と算出している。だが、第2グループの参加者は約2700人で55歳以下。約9000人が参加した第1グループより圧倒的に少ない。若者が感染しても重症化するリスクは高齢者より低いとされ、一部専門家は投与量の差や参加者の人数、年齢の偏りなどを問題視している。(共同)
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