自民党大勝の参議院選挙 Think! 識者と振り返る

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2022年7月10日の参院選は記憶に残る選挙となりました。安倍晋三元首相の訃報を受けた翌々日の参院選。自民党の大勝という結果に終わりました。日経電子版のひとこと解説機能「Think!」では開票直後より識者たちの声を募集、幅広い分野に精通するエキスパートが多くの意見を投稿しました。なかから注目の視点を紹介します。(投稿の引用部分はエキスパートの原文のままです)「自民党大勝、黄金の3年間へ」をThink!

衆議院選挙に続いて、今回の参議院選挙でも自民党が圧勝した事により、岸田政権には大きな基盤が出来ました。しかしながらその事は、最早「岸田カラー」を発揮しない理由もなくなった事を意味しています。「他人の意見を聞く」事を信条とする首相ですが、外交や内政で何を目指し、何を成し遂げようとするのか。ここからが真の政権の「出発」だと言えるのかもしれません。ロシアのウクライナ侵攻を目の当たりにして、台湾有事への懸念も高まる中、安全保障政策が大きな関心を持たれた選挙でした。テレビで各党の政策議論を聞くと、この政党に政権を任せて、日本の安全保障は大丈夫なのか、と思わせる旧態依然で現実離れした安全保障観を語る政党がまだ存在し、そのような政党は議席を失ったように思われます。日本が「平和憲法」を維持して外交に努力をすれば、日本の安全が保障されるという「天動説」を唱える政党が、いまだに存在していることには正直言ってあきれました。ウクライナの現実を見ている有権者は、地に足のついた「地動説」による現実的な防衛・安全保障政策でなければ信用できなかったのでしょう。やはり外交・安全保障政策で、従来の左派野党の政策ではどうに

衆議院選挙に続いて、今回の参議院選挙でも自民党が圧勝した事により、岸田政権には大きな基盤が出来ました。しかしながらその事は、最早「岸田カラー」を発揮しない理由もなくなった事を意味しています。「他人の意見を聞く」事を信条とする首相ですが、外交や内政で何を目指し、何を成し遂げようとするのか。ここからが真の政権の「出発」だと言えるのかもしれません。ロシアのウクライナ侵攻を目の当たりにして、台湾有事への懸念も高まる中、安全保障政策が大きな関心を持たれた選挙でした。テレビで各党の政策議論を聞くと、この政党に政権を任せて、日本の安全保障は大丈夫なのか、と思わせる旧態依然で現実離れした安全保障観を語る政党がまだ存在し、そのような政党は議席を失ったように思われます。日本が「平和憲法」を維持して外交に努力をすれば、日本の安全が保障されるという「天動説」を唱える政党が、いまだに存在していることには正直言ってあきれました。ウクライナの現実を見ている有権者は、地に足のついた「地動説」による現実的な防衛・安全保障政策でなければ信用できなかったのでしょう。やはり外交・安全保障政策で、従来の左派野党の政策ではどうにもならない、ということを有権者に突きつけられた形ではないでしょうか。ドイツでも社民党が1960年代初頭、緑の党が1990年代末に、リベラル政党でありながら、外交・安全保障政策を現実路線に修正しています。それがなければ政権は託してもらえません。そのことを野党はしっかりかみしめて、外交・安保政策を転換させた上で、日本を多様性ある共生社会にできるような真のリベラリズムを追求してもらいたい。さらに言えば、財政再建のための道筋をつけられるような、税制に関する考え方も必要です。およそ現実的でないことを言っている、と国民に見透かされていると思います。

 

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識者という素人

ん、自民大勝❓前回の参院選から比例政党得票数で185万票以上減らしてる、大勝じゃないでしょ。来年の地方選、相当引き締めないと保守層がまた流れるよ。

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