米PCE価格指数、12月は前年比で82年以来の高い伸び 個人消費減少

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米商務省が28日発表した2021年12月の個人消費支出(PCE)価格指数は前年同月比5.8%上昇と、11月の5.7%上昇から加速し、1982年以来の高い伸びとなった。一方、個人消費は減少。サプライチェーン(供給網)の問題や新型コロナウイルス感染再拡大が影響し、米経済が年末にかけ失速した可能性を示唆した。

1月28日、米商務省が発表した2021年12月の個人消費支出(PCE)価格指数は前年同月比5.8%上昇と、1982年以来の高い伸びとなった。伸びは11月の5.7%からも加速した。写真は2021年11月、米ペンシルベニア州のショッピングモールで(2022年 ロイター/Rachel Wisniewski)

FWDBONDSのチーフエコノミスト、クリス・ラプキー氏は「誰も1980年代に戻りたいとは思わないが、米経済はそうなっている」とし、過度に積極的な米連邦準備理事会(FRB)によってスタグフレーション(高インフレ・低成長)に陥る可能性を懸念。「FRBは油断していたが、今では早急な利上げの必要性を訴え、全てをリスクにさらしている」と述べた。FRBが物価の目安とする変動の大きい食品とエネルギーを除いたコアPCE指数は前年同月比4.9%上昇と、11月の4.7%上昇から加速し、83年以来の高い伸びを記録した。グラント・ソーントンのチーフエコノミスト、ダイアン・スウォンク氏は「目下の課題は、経済全体の炎を消すことなく、インフレを抑えることだ」と指摘。「インフレが急上昇した後では、これを行うためのロードマップはない」と述べた。個人消費の内訳はモノが2.6%減。自動車が主導した。一方、サービスはヘルスケアを中心に0.5%増加した。

 

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