米連邦預金保険公社(FDIC)は8日発表の報告書で、米中堅銀行ファースト・リパブリック銀行のリスク管理について、今年5月の破綻前に監督を強化すべきだったとの認識を示した。写真はニューヨークで3月撮影(2023年 ロイター/Mike Segar)[ワシントン 8日 ロイター] -
米連邦預金保険公社(FDIC)は8日発表の報告書で、米中堅銀行ファースト・リパブリック銀行のリスク管理について、今年5月の破綻前に監督を強化すべきだったとの認識を示した。ただ、預金流出の速さを踏まえると、それで同行が救えたかどうかは不明だと主張した。ただ、金利や無保険の預金を巡る一部のリスクについて、FDICの監督担当者の判断が「寛容」すぎたと指摘。ファースト銀の規模が2倍となった時期、監督者が同行に実際に費やした時間は少なくなっていたとして、職員配置に疑問を呈した。
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