米国防長官、フィリピン大統領と会談 軍事協定焦点に

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【マニラ=志賀優一】オースティン米国防長官は29日、訪問先のフィリピンでドゥテルテ大統領と会談した。比大統領府の発表によると、両国関係の方向性のほか、新型コロナウイルス感染対策や麻薬対策など国際犯罪の撲滅についても議論した。同盟関係の土台である軍事協定の存続問題にも触れたとみられる。バイデン政権の主要閣僚でフィリピンを訪れたのはオースティン氏が初めて。会談は75分に及んだ。オースティン氏は対等

【マニラ=志賀優一】オースティン米国防長官は29日、訪問先のフィリピンでドゥテルテ大統領と会談した。比大統領府の発表によると、両国関係の方向性のほか、新型コロナウイルス感染対策や麻薬対策など国際犯罪の撲滅についても議論した。同盟関係の土台である軍事協定の存続問題にも触れたとみられる。

バイデン政権の主要閣僚でフィリピンを訪れたのはオースティン氏が初めて。会談は75分に及んだ。オースティン氏は対等なパートナーとしてフィリピンと強固な関係を築きたいと表明し、バイデン米大統領からドゥテルテ氏へのメッセージも伝えたという。 両国が結ぶ「訪問軍地位協定(VFA)」の存続問題も議論したとみられる。VFAは米兵のフィリピン国内での法的地位を定めた取り決めで、破棄すれば軍事同盟の維持が困難になるとされる。南シナ海の領有権問題で中国と対立するフィリピンにも、対中包囲網の構築を目指す米国にも重要な協定だ。 ところがドゥテルテ氏は2020年2月、一方的に破棄する方針を示し、その後最終決定を保留する状況が続く。ドゥテルテ氏が一部の規定に不満を持っているとされるが、このほどVFAを巡り米側と直接交渉することに意欲を示していた。

フィリピンの調査会社ソーシャル・ウェザー・ステーションズ(SWS)が6月下旬に実施した世論調査では、47%の成人が同国政府は南シナ海における自国の権利を十分に主張していないと回答した。さらに68%が他国との連携を求めている。オースティン氏は30日、ロレンザーナ氏、ロクシン比外相と個別に会談する見通しだ。

 

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