米中「部分合意」署名の首脳会談、開催地巡り観測飛び交う

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米国と中国は、今月中にも通商協定の「第1段階」で合意できるよう、両国間の溝を埋めようと作業を進めている。一方、合意文書に署名する首脳会談の場所を巡っては、アラス...

11月5日、米国と中国は今月中にも通商協定の「第1段階」で合意できるよう、両国間の溝を埋めようと作業を進めている。写真はトランプ大統領(左)と習近平国家主席。6月29日、大阪市で撮影(2019年 ロイター/Kevin Lamarque)

[ワシントン 5日 ロイター] - 米国と中国は、今月中にも通商協定の「第1段階」で合意できるよう、両国間の溝を埋めようと作業を進めている。一方、合意文書に署名する首脳会談の場所を巡っては、アラスカやギリシャなど様々な観測が飛び交っている。一方、中国高官が明らかにしたところによると、中国からはギリシャという案も出ている。習近平国家主席は10日にギリシャを訪れ、その後、ブラジルに向かい、13日からの主要新興国の首脳会議に出席する予定という。複数の米当局者によると、米中のほぼ中間地点となるハワイやアラスカといった案も出ている。 ロス米商務長官は4日、ブルームバーグテレビとのインタビューで「アラスカに関する提案があり、ハワイに関する提案があった。中国側からもきっと何か提案があるはずだ」と述べ「(署名場所をどこにするかは)交渉で最も簡単な部分であるはずだ」と説明した。

 

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