９月１７日、ペリー米エネルギー長官は、石油施設への攻撃でサウジアラビアの石油生産が大幅に減少する事態となったことについて、戦略石油備蓄を放出するかどうかは、様子見の段階にあると説明した。写真はテキサス州にある石油施設（２０１９年 ロイター /Jessica Lutz）
［ウィーン １７日 ロイター］ - ペリー米エネルギー長官は１７日、石油施設への攻撃でサウジアラビアの石油生産が大幅に減少する事態となったことについて、戦略石油備蓄を放出するかどうかは、様子見の段階にあると説明した。ペリー長官は記者団に「エネルギー市場について、不足に対応するため必要なら戦略石油備蓄を放出するよう、大統領から指示された」としたうえで「供給データをみて、市場への供給はなお十分だと確信している」と述べた。今回の攻撃で、世界の原油生産の約５％が供給できない事態となった。当初、数週間とみられていた生産正常化に要する期間は、数カ月との関係筋情報もある。
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