【ニューヨーク=野村優子】米食品医薬品局(FDA)は10日、米製薬大手ファイザーと独ビオンテックの新型コロナウイルスワクチンについて、12~15歳への接種を承認すると発表した。これまでは16歳以上にしか接種が認められていなかった。子どものワクチン接種が広がることで幅広い年齢層の免疫獲得につながるほか、学校再開に向けた後押しとなる。
米国で12~15歳の新型コロナワクチン接種が認められるのは、ファイザー製が初めて。FDAのジャネット・ウッドコック氏は声明で「今回の決定は若年層を新型コロナから守り、パンデミックの終結につながる」と述べた。米国で9月に控える新学期に向けて、子どものワクチン接種が進むとみられる。 ファイザーは4月上旬、同年齢への緊急使用許可をFDAに申請していた。欧州連合(EU)をはじめとする世界の規制当局に同様の申請をしており、数週間内に承認される見通しという。カナダ政府は5日、米国に先駆けて12~15歳への接種を承認すると発表している。子どもへの接種は、集団免疫の達成も後押ししそうだ。米統計局によると2019年に18歳未満は米人口の22%を占め、集団免疫の獲得に向けては重要な存在となる。米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は3月、「人口の大部分がワクチンを接種する必要があり、そこには子どもも含めていかなければならない」と指摘していた。
ワクチン接種にシフトすべきで、一日百万人はムリと言う前に、どうしたら出来るか「知事」などの判断に任してはいけない。国民が求めて行動しよう。
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ソース: nikkei - 🏆 135. / 51 続きを読む »