領空侵犯の恐れのあるロシア機へのスクランブル(緊急発進)を任務とする航空自衛隊第2航空団司令兼千歳基地司令、寺崎隆行空将補(51)が22日、北海道千歳市の同基地内で離任記者会見を行った。在任中の思い出の一つとして北海道胆振(いぶり)東部地震を挙げ、「助けたいという隊員の意志の強さを思い知った」と述べた。その上で、日露間で北方四島での共同経済活動に関する協議が進む中、8月2日に露メドベージェフ首相が北方領土・択捉島を訪れたことに言及。「スホイ35という新しい戦闘機をバックに、パイロットと握手していた。航空戦力をあえて見せることで、主権を示したとみてとれる」と緊張感をにじませた。千歳基地の第3高射群はPAC3(地対空誘導弾パトリオット)を運用しており、日本に落ちるような事態があっても対応できる態勢をとっていたという。
昨年9月の胆振東部地震では、同基地に近い厚真町などが大きな被害を受け、人命救助などに隊員を派遣。「隊員の目の色が違っていたのが印象的だった。自衛官としての使命感がさらに高まっていた」と話した。23日付で福岡県の西部航空方面隊の副司令官に就任する。
( `・ω・)ゞお疲れ様でした! かのような所感を抱く自衛官の方がいらっしゃることに平伏する限りです。
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
ソース: Sankei_news - 🏆 68. / 53 続きを読む »