福島・浪江の児童作品、失われた日常記録 各地で企画展

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「避難して、ふるさとがなくなり悲しんでいる人を喜ばせたい」。福島県浪江町の小学生らが古里の思い出をつづった作品をまとめた企画展が今秋から各地を巡回。被災地を越えて、失われた町の記憶を伝えています。

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東日本大震災や東京電力福島第1原子力発電所事故で避難が続く福島県浪江町の小学生らが、古里での家族との思い出などをつづった作品をまとめた企画展が今秋から各地を巡回している。地元に戻れない町民を励ますため、県内の避難先の小学校で開かれたのが始まりとなった。震災から10年超。被災地を越えて、震災や避難の経験がない人にも失われた町の日常の記憶を伝えている。

作品は児童が町民らに話を聞いたり、自ら作ったりして町の記憶をたどった。古里の伝統や文化を学ぶ一環として、震災後に一時は町ぐるみで避難するなかで10年かけて積み上げてきた。訪れた50代の女性は「普段は身近ではない浪江のことを知ることができた」と感慨深げだった。 企画展の作品などを管理している浪江町教育委員会には関西での巡回展後、別の自治体からも展示の依頼が寄せられているという。町教委は作品の一部を町内の公共施設で常設展示するほか、ホームページでの公開も計画している。担当者は「今後も機会があれば企画展に協力するなど、児童の取り組みを様々な形で発信していきたい」として、より多くの人の目に触れることを目指している。

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こういう小学生は、地域の宝ですね。

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