睡眠時間と幸福度を2年以上も自力でトラッキングした結果を分析してわかったこととは?

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睡眠時間と幸福度を2年以上も自力でトラッキングした結果を分析してわかったこととは?(2018)

ただし、国境を越えることが多い男性は、タイムゾーンが異なる地域に移動することもあり、データは完全なものとは言えないとのこと。また、アプリを起動してもしばらくは起きていることもありますが、大抵はアプリ起動後30分内には眠りにつくそうです。一方で、睡眠トラッキングを開始した男性は「夕食が食べ放題だった日は眠れない時間が長い」ということに気づいたといいます。グラフを見た男性は「赤ん坊のように眠れた日は幸福度が高くなる、というようには見えない」とコメント。幸福度の低さが睡眠不足によってもたらされるようにも、幸福が十分な睡眠を原因にしているようにも見えないと男性は述べています。

男性は幸福度と共に、幸福をもたらした要因についても日常的に記録しています。記録を分析した結果、男性の幸福度を頻繁に減らしている1つの要因は「疲れ」にあることがわかっており、クウェート暮らしにおける幸福度、疲れが記録された1週間あたりの数、累積的睡眠不足という3つのグラフを表すとこんな感じに。睡眠よりは疲れの要素の方が幸福度にマッチしているようにも見えますが、男性は「グラフからはっきりとしたことは言えない」としています。 さらに、1日の睡眠時間に対して幸福度をプロットした図がコレ。縦軸が幸福度、横軸が1日の睡眠時間を示します。男性によると相関は0.02で、ほとんどゼロに近いとのこと。幸福度を「3」と評価した日でも、睡眠時間が8時間を超えている日があることからわかるように、その日の幸福度はその日の睡眠時間と相関関係を持たないようです。

続いて累積的睡眠不足に対する幸福度をプロットしたものがコレ。睡眠不足の影響が遅れて現れることを考えて作られたグラフですが、それでも相関は0.06ほどでまだ少ないとされています。ただし、幸福度の評価を「3」とした日は、累積的睡眠不足という観点から見ると、睡眠不足の状態にあることがわかります。そして、睡眠不足ではない日は幸福度が5を下回らないことも示されています。」と示されたこともありますが、男性は「2年前の睡眠不足が今日の睡眠不足に影響しているとは思えない」ということで、期間を限定したそうです。この場合の幸福度・累積的睡眠不足の相関は0.09になっています。 そして、上記のグラフに上限と下限を表すラインを加えたものがコレ。このグラフからわかることとして、男性は「本当に不幸な気持ちだったのは睡眠不足の時だけ」「余分な累積的睡眠を10時間以上持っている時は、幸福度評価が6以下にならない」ということを述べています。このことから「より多くの睡眠は多くの幸福をもたらすのか?」という疑問に対しては「もたらなさい」という答えを示すとともに、相関は小さいものの、「睡眠不足は幸福度の下限に影響する」という結論を男性は出しています。

 

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寝る子はブル まだ起きている子はベアだよ

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