日本は銀メダルを獲得した2016年リオデジャネイロ五輪に続く表彰台に向け、スタートを切った。 銅メダルを獲得した19年秋の世界選手権以降、日本代表のリレーチームは新型コロナウイルスの感染拡大で大会の中止や延期が相次いだこともあり、実戦の機会がなかった。 今季は7月前半の日本代表の男子短距離合宿で、バトンパスについて確認した程度だった。日本代表の土江寛裕コーチは「2年近くリレーの試合に出ていないのが一番大きな心配」と語っていた。日本はバトンパスでの「あうんの呼吸」が生命線。代表経験者が多く、まずは無難にクリアした。個人種目で全員が予選落ちした男子短距離陣だが、チームの結束力を示した。
日本のリレーの最大の特徴は、海外勢との走力差を補う「切り札」として01年から採用する「アンダーハンドパス」だ。一般的なバトンパスは、受け取る側が手のひらを上に向けて伸ばし、渡す側が上からバトンを入れる「オーバーハンドパス」。学校の運動会でもおなじみの方法で、ほとんどの海外勢が採用している。 一方、日本は受け取る側が手のひらを下に向け、渡す側が下から上へバトンを入れる「アンダーハンドパス」を取り入れている。受け手、渡し手がそれぞれ腕を伸ばすオーバーハンドパスよりも2人の距離は稼ぎづらいが、2人が近づくためバトンが渡らないリスクは減る。受け取る側の腕は走る姿勢に近く、スピードに乗った状態でバトンをもらえるのも特長だ。 さらに、日本はアンダーハンドを残しつつ、受け取る側は手を腰付近まで上げて、渡す側との距離を稼ぐ。オーバーハンドとアンダーハンドの「いいとこ取り」の「進化形アンダーハンドパス」で、リオ五輪の銀メダルにつなげた。...
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