理科室にたどり着いたIターン焙煎士のこだわり

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理科室にたどり着いたIターン焙煎士のこだわり 遠藤さんが昨年、立ち上げたのは「奥大山の水洗い珈琲合同会社」。水洗いコーヒーは、コーヒーの生豆を水で洗って泥を落としたあと焙煎したコーヒーだ。最高級のグアテマラ、コロンビア、ブラジルの3種類のコーヒー豆を使う

遠藤さんが昨年10月、立ち上げたのは「奥大山の水洗い珈琲合同会社」。水洗いコーヒーは、コーヒーの生豆を水で洗って泥を落としたあと焙煎したコーヒーだ。いずれも最高級のグアテマラ、コロンビア、ブラジルの3種類のコーヒー豆を使う。この工程を3度繰り返すと、洗っても水は透明のままとなる。焙煎の仕方は特段変わったものではなく、水洗いコーヒーの特徴は、この洗いの作業に尽きるという。遠藤さんは大学卒業後、日本ハムで商品企画や営業の仕事に就いたサラリーマンだ。55歳で早期退職したあと、大阪でパートタイムの仕事をしていたが、昨年秋に鳥取県江府町にIターンした。遠藤さんの妻の淑美さんは鳥取県倉吉市出身。大阪大で看護学を教えていたが、同市にいる両親の面倒をみるためUターンしたいと遠藤さんに希望していた。遠藤さんは、過去に何度も訪れていたことから鳥取への移住を決断した。大阪で開催された鳥取県への移住相談会に何度も足を運び、奥大山の水に行きついた。江府町からは事業拠点の紹介を受け、鳥取県からはベンチャー支援金の支給を受けた。起業して10カ月、会社の運営にはサラリーマン時代のスキルが生きているという。どういうルー

開発した商品は、社名と同じ「奥大山の水洗い珈琲」。最初は町内にある「道の駅」に置いてもらうだけだったが、広報の力で知名度が広がり、JR西日本の米子、鳥取、松江駅構内やホテル、百貨店、東京にある県などのアンテナショップと、商品を扱ってもらう場所が着実に増え続けている。道の駅では、400~500ある商品の中でも人気商品になっているという。校舎1階の元理科室に焙煎機を持ち込み、水洗いから焙煎、出荷まで1人で仕事をこなすが、利点は水もガスも最初からそろっていたこと。セミの声、カエルの鳴き声、植物の実り…峠越えの通勤路では自然に囲まれて生きていることを実感し、「毎日が幸せいっぱい」という。

 

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