松大航也「いつか海外留学」して大作映画出る 日テレ系「新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~」出演

スポーツ報知
体作りのため「パン断ち」をしていると語った松大航也

 現在、日本テレビ系「新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~」(日曜・後10時半)に出演中の俳優・松大航也(22)が、念願の海外挑戦に向けての思いを語った。

 キリッとした眉と力強いまなざしが印象的な期待の若手。21年のフジ系ドラマ「レンアイ漫画家」では、主演・鈴木亮平(39)の青年期を演じ、姿勢や口調などの特徴を捉えた“なりきりぶり”が話題となった。

 「信長―」では、今川義元のクローン高校生役。私生活も役作りも「気になることはとことん探究するタイプ」で、本作でも撮影に入る前に義元が詠んだ和歌を調べ上げた。「義元は、桶狭間の戦いで敗れる人。あまりいい印象がなかったのですが、実は文武両道だし、結構いい男。世間が抱く義元のイメージを覆せたら」と力を込める。

 猫と若者の共同生活を描く映画「劇場版 ねこ物件」(公開中)では台湾人留学生を演じ、劇中では片言の日本語と台湾語を話す。自身は中国語検定2級(日常会話レベル)の持ち主。「台湾の言葉や発音練習も勉強になりました。異国で奮闘する夢ある青年を表現できたかな」と、特技を仕事に生かした。

 最近は韓国語も勉強中。「いつか海外留学もしてみたい」と海の向こうへの思いは強い。仕事の合間を縫い、アクション練習にも励んでおり「もっと自分を鍛えて、『レッドクリフ』のような中国の本格アクション映画や、世界のスケールの大きな作品に出演するのが夢です」。チャンスをつかみ取るべく、着々と準備を重ねている。(奥津 友希乃)

 ◆松大 航也(まつだい・こうや)1999年9月4日、三重県生まれ。22歳。中学3年の時にスカウトされ、2017年にフジ系ドラマ「オーファン・ブラック~七つの遺伝子~」で俳優デビュー。19年「見えない目撃者」で映画初出演。主な作品は、初主演ドラマ「GARO ―VERSUS ROAD―」(20年、TOKYO MXなど)、NHK連続テレビ小説「エール」(20年)など。身長180センチ。

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