焦点:塩野義、「特許の崖」へ対策急務 後継者は社外登用も視野

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薬の町として知られる大阪・道修町に本社を構える創業141年の塩野義製薬。足元では好調な業績が続くが、薬の特許切れに伴って収益が激減する「特許の崖...

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)。足元では好調な業績が続くが、薬の特許切れに伴って収益が激減する「特許の崖」が迫る中、切れ目のない成長に道筋を付けられるかが課題だ。同社の手代木功社長は、製薬業界の未来図を模索しながら、後継者を社外から登用することも視野に人選を進める。

7月17日、創業141年の塩野義製薬の手代木功社長は、製薬業界の未来図を模索しながら、後継者を社外から登用することも視野に人選を進める。写真はロイターのインタビューに答える同社長。6月に東京で撮影(2019年 ロイター/Issei...

この薬は専門性が高く、販売先は大規模な病院などに限られるため、多くの営業部隊が必要とされるわけではない。身の丈にあった戦略だが、塩野義が米国で自社販売するのは極めて珍しく、収益構造の変化を見据えた象徴的な取り組みといえる。同社は以前も「特許の崖」に直面したが、手代木氏の機転で乗り切った成功体験がある。販売権を譲渡した先の企業からのロイヤルティーを前もって減額するかわりに、受け取り期間を延長させ、切り立った崖をなだらかな丘に変えた。塩野義では、「崖」のさらに先に当たる2030年や40年の将来像についての議論を始めたという。手代木氏は「今までのように、製薬会社が薬だけを提供すればいいという世の中ではなくなるだろう」と見通す。「他産業から見た製薬業界の理解できない部分を、どう埋めていくのかが次に必要なポイントだ。外部の人、もう少しヘテロ(異種)な人間を入れていかなければ、なかなか企業はダイナミックに成長できない」と話した。

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