八戸学院光星(青森)の佐藤航太外野手(3年)が今大会初となるランニング本塁打を決めた。

1-1の5回無死走者なし、1ボールから136キロ直球を豪快に捉えた。打球は浜風にも乗って、ぐんぐん伸びた。最後は失速して左翼フェンス越えとはならなかったが、ジャンプした左翼手が捕球できず、ボールが外野を転々としている間に、気迫のヘッドスライディングで一気に生還した。この一打で八戸学院光星が1点を勝ち越した。

○…期待の1年生左腕、洗平比が堂々の甲子園デビューを飾った。先発し5回4安打1失点。初回から再三のピンチを招き、3者凡退は5回の1度のみ。それでも最速140キロの直球に90キロ台のカーブで緩急を織り交ぜ、最少失点で切り抜けた。「自分の目標は勝利につながる投球をすることだったので、まずまずの投球ができた」と振り返った。