泣きながら帰国したロッテ・マーティン、人生“2周目”はポジティブ精神 - プロ野球番記者コラム - 野球コラム : 日刊スポーツ

  • 📰 nikkansports
  • ⏱ Reading Time:
  • 35 sec. here
  • 2 min. at publisher
  • 📊 Quality Score:
  • News: 17%
  • Publisher: 63%

日本 見出し ニュース

日本 最新ニュース,日本 見出し

泣きながら帰国したロッテ・マーティン、人生“2周目”はポジティブ精神 npb プロ野球番記者コラム chibalotte ロッテ レオネス・マーティン

ロッテのレオネス・マーティン外野手(33)が、5日の楽天戦でリーグトップの19号ソロを放った。とてもうれしそうだった。17号まで破竹の勢いで打ちまくった後、6月27日の18号までぱたりと止まっていた。珍しくヘルメットをたたきつけることもあった。もどかしさが十分伝わってきただけに、応援している人もうれしかっただろう。

情に深い人だなあと思ったことがある。19年シーズン途中の7月に加入した。この年ロッテでプレーしたのは2カ月とちょっとの期間だった。けれども帰国の日、成田空港に見送りに行くと、マーティンは泣いていた。「マリーンズに戻ってきたい」と言って目を赤くし、関わった期間も短い数人の記者と通訳に向かって、見えなくなるまで手を振りながら去っていった。そういえばメジャー時代、細菌感染症で生死をさまよったとも言っていた。「もう1度生きるチャンスをもらったんだ」と感謝し、何事もエンジョイするポジティブ精神に生まれ変わったという。キューバから亡命した際も相当苦労したようだ。仲間思いだし、人間できているし、文字通り人生2周目ってこういう人のことか…と思った。

となると“1周目”のマーティンがどんな人だったのかにも興味がわく。10年の世界大学野球選手権で来日したと言っていた。当時の記録を探してみる。あった。キューバ対日本。神宮球場で対戦している。マーティンは1番中堅で5打数1安打。4番はデスパイネだ。日本の投手陣は藤岡貴裕-加賀美希昇-乾真大-中後悠平-菅野智之のリレー。日本は7-12で敗れている。 打線を見ると1番三塁が東洋大時代の楽天鈴木大地で、1本塁打含む3安打3打点。東海大時代のロッテ伊志嶺翔大コーチが3番中堅に入っている。この年、アマ野球担当をしていたのに、この試合を見た記憶がない。8月なので甲子園取材に行っていたのだろう。コロナ禍で今は自由に話しかけられないが、いつかそんな雑談もできればいいなと、マーティンの本塁打から飛躍して思った。【遊軍=鎌田良美】

 

コメントありがとうございます。コメントは審査後に公開されます。
このニュースをすぐに読めるように要約しました。ニュースに興味がある場合は、ここで全文を読むことができます。 続きを読む:

 /  🏆 18. in JP

日本 最新ニュース, 日本 見出し

Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。