水深6000メートル超の超深海帯で死肉をたいらげる新種のエビの近縁種が見つかる

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水深6000メートル超の超深海帯で死肉をたいらげる新種のエビの近縁種が見つかる ──沈んでくる死肉を採食する腐食肉動物 ...

東太平洋のペルーとチリの沖合に位置するアタカマ海溝(ペルー・チリ海溝)の超深海帯で新種の端脚類(甲殻類の目の一つ。ヨコエビ類とも呼ばれる)が見つかった。その研究成果は、2021年5月14日に学術雑誌「マリン・バイオダイバーシティ」で発表されている。「エウリセネス・アタカメンシス」と名付けられたこの新種は、甲殻類に属するエビの近縁種で、アタカマ海溝の固有種だ。長さ8センチ超と大きい。水深4974メートルから「リチャーズディープ」と呼ばれる最深部8081メートルまでの範囲で生息し、上から沈んでくる死肉を採食する腐食肉動物として食物網で重要な役割を担っている。

アタカマ海溝は、あるプレートが別のプレートの下に押し込まれ、海底が急激に落ち込む「沈み込み」と呼ばれる地質学的プロセスで形成されたもので、その体積はアンデス山脈に匹敵する。水深6000メートル超の超深海帯は真っ暗で水温1〜4度の極限環境だ。静水圧は600〜1000atm(標準大気圧)で、人の指先に重さ1トンを乗せる圧力に相当する。「エウリセネス・アタカメンシス」のほか、マリアナスネイルフィッシュなどの深海魚や等脚類は、このような極限環境に順応して生息している。

 

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