ハーグリーブス・ランズダウンのシニア市場アナリスト、スザンナ・ストリーター氏は、景気減速が借り入れにどのように影響するかについての懸念が投資家を神経質にさせているため、金融株は今日の取引で回復力を示せなかったと述べた。また、市場はイングランド銀行(英中央銀行)が6月の会合で25bpの追加利上げを決めると織り込んでいる。
格安航空会社(LCC)ウィズエアーは9.5%下落。キャンセルや、特に英国の空港での「運営上の一時的な中断」により多額のコストが発生し、2022年第1・四半期は営業損失を見込んでいると発表したことが嫌気された。9日に欧州中央銀行(ECB)理事会、来週には米連邦準備理事会(FRB)の金融政策会合を控えている。クレディ・スイスは一時7%超まで下げたが、3.8%上昇して引けた。米金融機関ステート・ストリートが経営不振に陥っているクレディ・スイスの買収を計画しているとのスイスのニュースサイト、インサイド・パラデプラッツの報道を受けて買われた。英金融大手HSBC、スイスの同業UBSはそれぞれ1.7%、2.6%下落。
一方、5月のユーロ圏消費者物価指数(CPI)が過去最高となったことを受け、短期金融市場はECBが9月までに75ベーシスポイント(bp)利上げするとの予想に引き上げた。ECBはこれまで7月からの利上げを示唆しており、市場は2回の25bp利上げを織り込んでいた。STOXX欧州600種小売株指数は2.10%高。「ザラ」などのブランドを展開するスペインのアパレル大手インディテックスが6.3%上昇し、2─4月期決算発表で純利益が80%増えたのが材料視された。市場は、ECBの7月に利上げ開始はほぼ確実とみている。9月までのいずれか1回の理事会で50bpの引き上げも予想している。 INGのシニア金利ストラテジスト、アントワーヌ・ブーベ氏は「ECBは後手に回っているとみられており、他の中銀も50bpの利上げを開始した」とし、ECBが50bpの引き上げを行うとの観測が高まるのは必然と指摘した。イタリアの10年債利回りは7bp上昇し3.473%。ただ、7日に付けた18年以来の高水準3.55%は下回った。
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