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アンドリュー・ガーフィルドとゼンデイヤ、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』あの感動シーンの裏側を対談

Zendaya © Glenn Francis, www.PacificProDigital.com Andrew Garfield by Gage Skidmore https://nl.wikipedia.org/wiki/Andrew_Garfield#/media/Bestand:Andrew_Garfield_by_Gage_Skidmore.jpg

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』で共演したアンドリュー・ガーフィールドゼンデイヤが米Varietyの企画で貴重な対談を果たした。あの名シーンにまつわるエピソードを披露している。

この記事には、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021)のネタバレが含まれています。

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム
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『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』で奇跡の登場を果たし、ゼンデイヤとは感動的なシーンを共有したアンドリュー・ガーフィールド。クライマックスの決闘シーンでは、自由の女神像から落下するMJに飛び込んで救出した。

ガーフィールドが演じたピーター・パーカーは、『アメイジング・スパイダーマン2』(2014)で恋人グウェン・ステイシーを転落死で失っている。彼は自らの力及ばずで愛する人を失ったことを悔み続けていた。また『アメイジング』シリーズが打ち切り終了になってしまったことで、その後のピーターがしっかりと描かれないという憂き目にも遭っていた。

だからこそ『ノー・ウェイ・ホーム』のMJ救出シーンは、アンドリュー版ピーターや、アンドリュー自身、そして世界中のファンを救済するような感動の場面に。そのシーンを演じたアンドリューとMJ役ゼンデイヤが対談を果たし、撮影秘話を語っている。

ゼンデイヤによれば、実はあの落下シーンは、2人が共演して最初に撮影したパートだったそうだ。感情を吐き出すような撮影を初めに済ませられたことを、ゼンデイヤは「良かった」と振り返っている。なぜなら、それ以降はずっと、キャストのみんなでふざけてじゃれあっていたからだ。「めまぐるしくて、楽しくて」(ガーフィールド)「楽しい時間」(ゼンデイヤ)と、2人は共演当時を語っている。

ゼンデイヤは、「お二人が来られる前、トムはすごく緊張していたんですよ。うまくハマらなかったらどうしようって」と、アンドリュー&トビー合流までのトム・ホランドの心境を伝えている。一方のアンドリューは、「僕とトビーもそんな感じでしたよ!トムにハマらなかったらどうしようって。これはあくまでもトムの映画ですから」と返しており、お互いに緊張しあっていたようだ。アンドリューの説明によると、トムたちの方から恐る恐るの口調で「あのー、皆さんで一緒に出掛けませんか……?」と誘ったそうだ。

そのおかげか、一同はすっかり打ち解けた模様。ゼンデイヤは現場で、アンドリューたちに「死ぬほど笑わされた」と楽しそうに語っている。「テイクの間はいつも、もう涙が出るくらい笑わされましたね」。

アンドリューはこの対談の中で、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』でピーター・パーカー3兄弟の「ブラザーフッド」が描かれたところが大好きだと愛を語っている。「きっと、アンドリュー版のピーターがあのユニバースにやってきて、過去の失敗からの学びを伝えなければ、もしかしたらトム版ピーターも同じ運命に苦しんでいたのかもしれないって。僕の弟とその恋人には、同じ運命をたどって欲しくないってことですよ」。ここでアンドリューは、トム・ホランド版ピーターのことを、はっきりと「僕の弟(my younger brother)」と呼んでいる。つまり「3兄弟」の概念は、ファンもキャストも同じということだ。ありがとうございます。

その感動シーンはこちらで見れます

Source:Variety

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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