「でくの空」は昨春、埼玉の寄居町と秩父市で撮影。電気工事店を営む主人公をたい平が演じる。従業員が工事中の事故で死去したことに責任を感じて店を閉め、姉が営む代行屋で勤めながら、亡くなった同僚の母親の世話を申し出る。周囲との交流の中で、立ち直っていく再生の物語だ。
父親役として林家ぺーが出演。息子役は、実の息子で弟子の林家さく平(25)が演じ、親子共演も実現した。たい平はふるさとの自然を背景に、笑いを封印。シリアスな演技を見せている。「(島監督が)何げない日常の中に、生きていく上での苦悩や喜びがあふれているということを淡々と描いてくださっています。コロナや戦争と、大変な世の中ですが、ぜひこの映画を見て、心を温めていただければと思います」とコメントを寄せた。 作品は7月29日に開業する「ユナイテッド・シネマ ウニクス秩父」のオープニング作品に決定。秩父では「秩父革新舘」が1993年に閉館して以来、29年ぶりの復活となる。秩父市観光大使を務め、「笑点」でも秩父愛を語っているたい平は「私が子供の頃には、秩父に映画館が3館ありました。映画館はその街の文化。秩父の子供たちにも、たくさんの映画との思い出を作ってほしいと願っています」と話している。
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