ウクライナ負傷兵、マリウポリ製鉄所から退避　ロシア支配地域に到着

ロシア軍が包囲したウクライナ南東部マリウポリで16日、アゾフスタリ製鉄所に取り残されていたウクライナ兵の一部が退避し、ロシアの支配下にある町に到着した。

ウクライナ国防省によると、重傷のウクライナ兵53人がノヴォアゾフスクへ移された。

さらに211人の兵士がオレニウカに移送されたという。

兵士が運ばれたのはいずれも、ロシアの支援を受ける分離主義者によって2014年に支配された地域だ。

製鉄所にはまだ複数の兵士が取り残されており、救出に向けた努力が続いていると、ウクライナは説明している。