東山紀之(53)が舞台「チョコレートドーナツ」(12月7日初日、東京・パルコ劇場)に主演することが26日、分かった。初共演の谷原章介(48)とゲイのカップルを演じる。今年からリニューアルして生まれ変わった東京・渋谷のパルコ劇場のオープニング・シリーズ作品の1つだ。
同作は、12年米で、日本では14年に公開された映画の世界初舞台化。東山演じるショーパブダンサーのルディは、谷原演じる地方検事ポールとともに、ダウン症の少年マルコ(高橋永、丹下開登のダブルキャスト)を大切に育てるが、差別と偏見から仕事や少年を失ってしまう。79年の米ハリウッドを舞台に、社会的マイノリティーが直面する問題を告発しつつ、愛と自由を求める人間の本質を描いた、実話をもとにした物語だ。 舞台で演出を手掛ける宮本亞門氏(62)は「この難役に東山さんが挑戦することに、心から敬意を表します」とコメント。「今までドラァグクイーン(女装でパフォーマンスする)役は日本でも多くの男優が演じてきましたが生半可ではできません。特に今回のルディは、傷つき、ボロボロになっても真っ向から社会と戦う、愛情深い人間です」と説明している。
東山は「私が演じるルディは、感情の起伏が激しいけれど、愛情深い人物なので、とても難しい役柄だと感じています。宮本亜門さんが表現する世界観を楽しみながら全身全霊で演じたいと思います。ルディとして、谷原さん演じるポールとダウン症のある少年マルコ役の高橋くん、丹下くんを最後まで愛し抜きます」と誓った。「ドラァグクイーンのショーシーンではさまざまなダンスを披露しますし、名曲の歌唱シーンもありますので、どうぞ楽しみにしていて下さい」とアピールした。 谷原は「『チョコレートドーナツ』は甘いタイトルですが切なくて悲しくも温かい物語。劇場で映画を観て大好きになった作品でした」と明かし、「今回、東山さんのドラァグクイーン姿、踊り、歌、そして何よりダウン症のある役者さん、高橋さん丹下さんとお芝居できることが楽しみ。亜門さんの演出が優しくそして暖かく皆を包み込んでくれること間違いなしです」と期待を寄せた。「深いテーマはそこにありますが、まずは難しい事抜きにして楽しんでいただきたいと思います!」とコメントした。
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