坂口健太郎&杏、7月開始の月9ドラマ「競争の番人」でダブル主演 公正取引委員会舞台に正反対バディ

スポーツ報知
7月スタートのフジテレビ系月9ドラマ「競争の番人」に主演する坂口健太郎と杏

 俳優の坂口健太郎(30)と女優の杏(36)が7月スタートのフジテレビ系連続ドラマ「競争の番人」(月曜・午後9時)でダブル主演する。

 現在放送中の月9ドラマ「元彼の遺言状」の原作を手がけた新川帆立氏の同名小説の実写化。日本の行政機関で、独占禁止法に関わる違反行為を取り締まる「公正取引委員会(公取委)」を舞台に、正反対の2人がバディとなり企業の不正をあぶり出すストーリーだ。

 坂口は、20歳で司法試験に合格し、東大法学部を首席で卒業するも、あえて公取委に就職した理屈屋の小勝負勉(こしょうぶ・つとむ)を、杏は感情のままに行動する元刑事の白熊楓(しろくま・かえで)を演じる。

 2人は16年の映画「オケ老人!」以来6年ぶりの共演で、ドラマでは初タッグ。坂口が「身が引き締まるというのはどの作品も同じなのですが、“月9枠で杏さんとW主演”というのは、もう一段上の気合が入った感じがします」と語ると、杏も「年齢も近いので、考え方などにギャップを感じることもなく、一緒に演じるのは楽しいですね」と手応えを語る。

 ドラマ制作には公取委が全面協力しており、実際の施設で撮影も敢行。2クール連続の「月9」作者となった新川氏も「令和版『HERO』のイメージで書いた」とかつてのヒットドラマに重ねる。杏は「今までにお見せしてきた私へのイメージを一度なくして、新しい役として見ていただくために髪をカットしました」と役づくりのエピソードを告白。坂口は「彼らがやっていることを見て、次の日のちょっとした活力やパワーにしていただけたら」と意気込んだ。

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