Takefusa KuboGetty Images

久保建英途中出場のマジョルカ、92分の劇的勝ち越しゴールで降格圏をギリギリ脱出!残留圏17位でラ・リーガ最終節へ

15日のラ・リーガ第37節、マジョルカは本拠地ソン・モッシュでのラージョ・バジェカーノ戦に2-1で勝利した。MF久保建英は2試合連続でベンチスタートとなり、64分から出場している。

降格圏に位置したままラ・リーガ残り2節を迎えたマジョルカ。すでに残留を決めているラージョを相手に先制点を奪ったのは12分のことだった。ジャウメ・コスタのクロスからファーサイドのムリキがヘディングシュートでネットを揺らしている。前半はマジョルカがこのリードを維持したまま終了。残留争いのライバル、カディスはホームでのレアル・マドリー戦を1-1で引き分けており、マジョルカはこの時点でカディスと勝ち点36で並び、当該対決の成績により残留圏18位に浮上している。

後半、マジョルカはファルカオを擁するラージョの攻撃を5バックのシステムで防ぎつつ、速攻から追加点のチャンスを探っていった。が、60分にCKからシスにヘディングシュートを決められて、スコアはタイに戻ってしまう。これで勝ち点36のカディスが残留圏に戻り、34のマジョルカは降格圏に戻ることに。

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アギーレ監督は64分に切った2枚の交代カードで、久保をピッチに登場させる。5-3-2の中盤右サイドを基本ポジションとする久保はボールを持っても持たなくても積極的なプレーを見せ、71分にはシュートまで持ち込む場面があったものの、これはGKディミトリエフスキの正面に飛んでいる。またイ・ガンインも投入された直後の85分には、ペナルティーエリア内右から右足で強引にボールを叩いたものの、枠を捉えることができなかった。

厳しい状況のマジョルカ。しかし92分、起死回生の勝ち越しゴールが決まった。右サイド、マフェオのクロスがファーまで流れて、そこで待ち受けていた途中出場アブドン・プラッツが冷静に左足のシュートを決め切った。マジョルカは再び得たリードを維持したまま、試合終了のホイッスルを迎えている。

レバンテ対アラベスは2-1ですでに降格が決定しているレバンテが勝利し、最下位に落ちたアラベスも降格が決定。残り一枠の降格圏18位は、勝ち点36でマジョルカと並び、当該対決の成績で劣るカディスが位置し、マジョルカは残留圏17位で最終節オサスナ戦を迎えることになった。

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