伊藤ハム米久、原材料高の加圧で問われる統合効果
八木悠介
伊藤ハム米久ホールディングス(HD)が2022年3月期から掲げるROIC(投下資本利益率)経営がはや試練を迎えている。22年3月期のROICは6.6%(前の期は6.3%)と、24年3月期の目標である6.8%に迫るなど滑り出しは良かったが、原材料高の影響で23年3月期は5.1%に低迷する見込み。今後、傘下の伊藤ハムと米久の生産拠点再編に数百億円を投資し、今後も続く原材料高やウクライナ危機に耐える収...
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