米NY州のスーパーで18歳が銃乱射、10人死亡 憎悪犯罪で捜査
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【5月15日 AFP】米ニューヨーク州バファロー(Buffalo)のスーパーマーケットで14日、武装した男(18)が銃を乱射する事件があり、10人が死亡、3人が負傷した。男は逮捕された。被害者のうち11人はアフリカ系米国人で、警察は「人種差別に基づく」ヘイトクライム(憎悪犯罪)として捜査している。
地元警察の記者会見によると、男はボディーアーマー(防護服)とヘルメットを着用していた。スーパーの駐車場で4人を銃撃した後、店内に入って乱射を続け、その様子をソーシャルメディアでライブ配信していたという。
店内では元警官の警備員と撃ち合いになり、射殺。警察が駆け付けると自殺するしぐさを見せたが、説得に応じて投降した。
米連邦捜査局(FBI)は、「ヘイトクライムと人種差別に基づく暴力的過激派による事件の両面で捜査している」と発表した。
地元エリー郡(Erie County)の保安官は、「この地域社会の出身ではない人物による、人種差別に基づくヘイトクライムに他ならない」と述べた。(c)AFP/Nicolas REVISE