ダルビッシュ有投手(35)が、ブレーブス戦で今季7度目の先発マウンドに上がった。今季はここまで6試合で3勝1敗、防御率4・05。

1回、先頭のデメリットに四球を出した。2死から暴投で二塁進塁を許し、4番オズナに左前打を打たれたが、左翼プロファーの好返球で二塁走者が本塁タッチアウト。無失点で切り抜けた。

3回表に犠飛で1点の援護をもらった。しかし直後の3回裏、先頭のコントレラスに右翼へ4号ソロを浴びて、同点に追い付かれた。打線が2点を勝ち越した直後の5回は、先頭にボテボテの三塁内野安打で出塁を許した後に適時打を浴び、1点を失った。

そして4-2で迎えた6回。2死をとった後の二塁打から、詰まらせた右翼への打球が適時打となり、1点差に迫れた。さらに続くコントレラスに中前打を打たれ、2死一、三塁とした場面でマウンドに降りた。2番手でマウンドに上がったスアレスが、スワンソンに逆転3ランを浴び、ダルビッシュの4勝目の権利が消えた。ダルビッシュは5回2/3、99球を投げ、9安打4三振。失点と自責点は5となり、防御率は4・62となった。

昨年まで阪神に所属したスアレスは、4月7日の開幕戦で2点リードの9回に3者連続四死球を与えて降板。次の登板投手がサヨナラ3ランを浴びていた。この試合は、6回無失点だったダルビッシュが、勝利投手の権利を持っていた。

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