最後に宝刀の「ケツ股」 柔道女子芳田、意地の銅

  • 📰 Sankei_news
  • ⏱ Reading Time:
  • 23 sec. here
  • 2 min. at publisher
  • 📊 Quality Score:
  • News: 12%
  • Publisher: 53%

日本 見出し ニュース

日本 最新ニュース,日本 見出し

最後に宝刀の「ケツ股」 柔道女子芳田、意地の銅 内股は、身長156センチの体格で劣るデメリットを解消すべく、低い姿勢から潜り込むようにお尻をぶつけてはね上げるため「ケツ股」と自称する。ただ、海外勢の対策は年々強まった。今大会も準決勝まで決まらなかった。

茫然(ぼうぜん)と座り込んだ準決勝の敗戦から約1時間。芳田は「絶対に銅メダルを取ってやる」と切り替えた。女子57キロ級3位決定戦。小柄な体で潜り込んではね上げる武器の内股を2度炸裂(さくれつ)させた。合わせ技一本。悔しさをはね返し、意地の銅メダルを首にかけた。

5年前に見た夢舞台は「別世界」だった。女子63キロ級の田代未来(コマツ)の練習相手として同行したリオデジャネイロ五輪。これまでの国際大会とは桁違いに緊張感が漂う雰囲気に「ずっとブルブルと震えていた」。一方で会場の盛り上がりを肌で感じ、「自分も出たい」と自国開催の五輪に思いをはせた。 中学から京都の親元を離れ、神奈川で寮生活を送った。福岡の高校を経て、実業団のコマツへ。五輪2連覇の谷本歩実さんらを輩出した強豪の稽古では「ぼろ雑巾だった」と先輩たちに全く歯が立たなかった。筋力トレーニングに励み、打ち込みの一本ずつを大切に地力を培い、2018年に世界女王へと上り詰めた。 内股は、身長156センチの体格で劣るデメリットを解消すべく、低い姿勢から潜り込むようにお尻をぶつけてはね上げるため「ケツ股」と自称する。ただ、海外勢の対策は年々強まった。今大会も準決勝まで一つも決まらなかった。3位決定戦は「やっぱり内股で勝ちたかった」。最後まで頼った宝刀が自分を救ってくれた。(田中充)

 

コメントありがとうございます。コメントは審査後に公開されます。

いいねぇ 「宝刀_ケツ股」

このニュースをすぐに読めるように要約しました。ニュースに興味がある場合は、ここで全文を読むことができます。 続きを読む:

 /  🏆 68. in JP

日本 最新ニュース, 日本 見出し

Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。