新型コロナに感染したミンクが毛皮農場から100匹以上も脱走した可能性、野生動物にウイルスを広める懸念も

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世界各地で毛皮の材料として利用されているミンクは新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に感染することがわかっており、SARS-CoV-2の突然変異種がミンクから人間に感染する事例も報告されています。この状況を受けてデンマークなどの国々でミンクの殺処分が行われている中、「毛皮農場からSARS-CoV-2に感染したミンクが100匹以上も脱走した可能性があり、野生動物の感染を広めているおそれがある」と指摘されました。

こうした状況の中、イギリスの大手紙であるThe Guardianは、「SARS-CoV-2に感染したミンクが野生にいるリスクが確認されました」と新たに報じました。デンマークの獣医食品局で獣医研究マネージャーを務めるSten Mortensen氏は、「毎年数千匹のミンクが逃げ出します。ミンクは外来種であり、ハンターやワナが毎年数千匹のミンクを殺しています」と述べ、野生のミンクは一定の個体数を維持し続けていると指摘。

Mortensen氏によると、農場から逃げ出したミンクのうち5%ほどがSARS-CoV-2に感染していた可能性があるそうで、数にして100匹以上のSARS-CoV-2を保有するミンクが野生に存在するかもしれないとのこと。SARS-CoV-2に感染したミンクは数日間ほど症状が出るケースもあるものの、ほとんどは回復して死に至ることは少ないそうです。

 

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