新型コロナウイルス感染症について「判明している基本的な事実」とは?

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2020年4月8日、1日のうちに日本国内で新たに確認された新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染者の数が初めて500人を超えました。こういった状況の中、新型コロナウイルスに対して適切な対策を講じるため、「全国民が正しい知識を得ること」が急務となっています。世界保健機関(WHO)の諮問委員会である「感染ハザードに対する戦略・技術顧問グループ」の委員長を務めるデイヴィッド・ヘイマン教授が、新型コロナウイルスに関する「基本的な事実」について解説しています。

が2003年頃に流行したときに世界的な対応を指揮した人物です。そんなヘイマン教授に対して、「今回の新型コロナウイルスとSARSはどう違いますか?」という質問も投げかけられました。ヘイマン教授はこの質問に対して、「新種のウイルスに対して人類は抗体を持っていないという点は共通しています。抗体がないウイルスに対して、免疫システムがどのように対処できるかは定かではありません」と回答。

また、このムービーの収録時点ですでにCOVID-19の総死者はSARSの総死者を上回っていましたが、ヘイマン教授は「SARSの致死率は10%だったが、COVID-19は2%かそのくらいだと見積もられる」「SARSと比較すれば致死率については低いといえます」とコメントしました。 また、中国で発生したとみられているCOVID-19が海外に拡散しているという状況について、「空港などの国境での検疫は適切に行われているといえますか?」という質問も登場。ヘイマン教授は、「感染はしているものの発症には至っていない 中の感染者を見つけることはできないため、空港や国境で体温をチェックしてもCOVID-19の国内侵入は防げません」と指摘。検疫はあくまでCOVID-19が猛威を振るっている地域から来た人々に「適切な対応策」を提供できる機会でしかないと語りました。

「ワクチンはいつ完成するのでしょうか?」という質問に対して、ヘイマン教授は2020年2月27日時点で「まだ研究段階ですが、まもなくいくつかのワクチンで動物実験が始まる見込みです」「ワクチンが完成後、規制当局が承認してから実用化に至るという仕組みなので、一般に利用できるようになるには1年以上はかかります」と答えました。なお、3月17日にはアメリカでCOVID-19のワクチンの

 

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