7月18日は聖路加国際病院名誉院長で超高齢社会のカリスマとして敬愛された日野原重明さんの4回目の命日だった。日野原さんが生前、力を注いだのが75歳以上を会員とする「新老人の会」だ。自立して健康に生きるだけでなく、日本のよい文化を次世代に伝え、世界平和の実現に貢献する――。そんな国民運動を目指した。戦争体験の伝承のため、多くの会員が手記を持ち寄り、何冊もの本を出版した。「新老人の会」の足跡を追った。手元に「歌われたのは軍歌ではなく心の歌 語り残す戦争体験」(新日本出版社)という「新老人の会」が編んだ本がある。2001年から05年にかけて書かれた会員の戦争体験談の単行本から42編を収録し、10年に出版された。1925年生まれの畑中 九州生 さんの「『戦争体験を語り継ぐ』ことの大切さ」との手記に目がとまった。
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ソース: 読売新聞オンライン - 🏆 19. / 63 続きを読む »