広告をブロックしつつコンテンツ提供者やユーザーに利益を分配するブラウザ「Brave」が目指す新しい仕組みとは

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広告をブロックしつつコンテンツ提供者やユーザーに利益を分配するブラウザ「Brave」が目指す新しい仕組みとは(2016)

Brave Softwareが開発するブラウザ「Brave」は、ウェブサイトを訪れるたびにページ内容と一緒に送信される広告を大幅に除外することで、データのトラフィックを軽減すると同時にページの表示を高速化させます。さらに、普通にネットを閲覧しているとバックグラウンドで行われる、Cookieなどを使ったネット上の行動のトラッキングをブロックする機能を搭載し、トータルで最大60%の高速表示を可能にするとのこと。

BraveはMac、Windows、Android、iOS向けに開発が進められており、その開発はGitHubを使ったオープンソース環境で進められています。記事作成時点ではバージョン0.7がベータ版としてリリースされています。ベータ版はBraveのサイトからダウンロードできるようになっていますが、登録が必要となっており、記事作成時点では順番待ちの状態となっていました。 「広告を除外する」とうたっていますが、全ての広告を除去するのではなく、広告の中でも「ユーザーにとって有害な広告」のみをブロックする機能を備えているところがBraveのポイントの1つといえそうです。ユーザーの端末にマルウェアを知らない間に忍び込ませ、広告を表示する「マルバタイジング」と呼ばれる手法など、悪質なネット広告を取り巻く状況は巧妙化が進んでいますが、Braveはこのような悪質な広告だけを排除し、ユーザーにとって「メリットのある」広告だけを表示すると同時に、問題のない広告を表示させることで、コンテンツプロバイダが本来得るべき広告収入を確保するという仕組みが取り入れられています。左側のiPhone 6 PlusはApple純正ブラウザのSafariが、そして右のiPhone 6 PlusにはBraveがインストールされており、同じページをロードさせて表示スピードの比較が行われます。

 

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ブレイブは凄い!youtubeユーザーは一度使ってみよ!広告が、、、、。

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