岸田新政権は「古い自民党」にしか見えない

  • 📰 Newsweek_JAPAN
  • ⏱ Reading Time:
  • 31 sec. here
  • 2 min. at publisher
  • 📊 Quality Score:
  • News: 16%
  • Publisher: 51%

日本 見出し ニュース

日本 最新ニュース,日本 見出し

岸田新政権は「古い自民党」にしか見えない <9月29日に行われた自民党総裁選の結果、岸田文雄元外相が総裁となり、10月4日の臨時国会で第100代総理大臣に就任した。岸田新首相は「新しい自民党」をつくると述べたが>

総裁選にあたって、岸田候補は目下のライバルであった河野太郎候補に勝利するために、安倍晋三元首相が熱烈に支援する高市早苗陣営など様々な派閥の協力を得た。その結果、出来上がった人事は、各派閥に配慮した論功行賞人事だった。幹事長には安倍元首相に近い甘利明、政調会長に高市早苗。総務会長の福田達夫は比較的若手だが、いちはやく岸田支持を表明し、若手議員の河野支持を牽制したという「功績」がある。財務大臣を長らく務めてきた麻生太郎はほぼ名誉職に近い自民党副総裁となったが、後任の財相は麻生氏の義弟である鈴木俊一に決まった。

岸田総裁は「全員野球」という言葉も使っており、そうであるならば各派閥からまんべんなく人材を得ることは不思議ではないのかもしれない。しかし、岸田総裁に次ぐ票を得た河野太郎は党の広報宣伝部長となり、安倍・菅内閣で大臣を歴任してきた人物が就くポストとしては軽い。また、今回の総裁選には出馬しなかったものの、世論調査では人気があり、今回は河野候補を支援していた石破茂の名前は今のところない。従って、この人事は「全員野球」と呼ぶことはできず、やはり支持の見返りにポストを与える旧来の自民党政治の論理で行われた人事だといえよう。内閣の人事では、初入閣組の多さが目立った。ただし顔触れは地味だ。もちろん、おかしなポピュリズムに走られるよりは、たとえ地味でも実務重視な人が選ばれたほうがよいだろう。しかしこの顔ぶれが実務重視かどうかは未知数で、高齢の議員もおり、「入閣待機組」を一掃させた、あるいは来る総選挙で当落線上の議員を集めたという見方も可能だ。

確かに安倍元首相の推した高市候補は敗れた。しかし出来上がった人事をみると、明らかに「安倍カラー」が強い政権になることは間違いない。「新しい自民党」どころか、安倍政権の復活に他ならない。しかも甘利幹事長や小渕優子組織運動本部長など、「政治とカネ」の問題によってフェードアウトしていった政治家が、何の説明責任も取らぬまま、何食わぬ顔で復権してしまっているのだ。

 

コメントありがとうございます。コメントは審査後に公開されます。

「にしか見えない」んじゃなく「そのものだった」 では?

個人的な感想を記事にしてない?

古いならまだ期待できる。かつての自民に回帰するなら。古いことはなく、近年の自民そのまま。つまり変化なし。

政策は社会主義的だけどなw

忠犬ハチ公もどき。 忠犬キッシーでしたな。

昭和のなつかしい2世~3世の面子で新しい自民党をつくるのか。しがらみ多そうだけど・・・。

外交を軽視する政治家を重用した時点でダメだなぁと思った

岸田政権は、古くも新しくも無いです。終りに近い政権です。最後まで見届けましょう!武士の情けです。

だからといって野党の魅力0%かつ政権担当力無しすぎ。

高度成長期の自民党は問題なかったのでは?

安倍総理は勇ましい保守的な言葉だけ発したが、岸田氏はリベラル的な言葉だけ発する人として終わるに違いない!要するに再び中道リベラルに戻るだけ!公明党は若い層への創価学会勧誘発言とも思える未成年10万円支給!

また、いつも人ですね。 池江選手にオリンピックの辞退を迫るのは酷くないとした誹謗中傷記事の人。 毎回、この人に依頼して記事を書かせる編集の方もいいかげんにしてほしい。

出たな藤崎 無条件で糞記事けって〜い

自民党は党、支持団体、支持者と戦前回帰したい連中の集まりですもん。

はい、また藤崎🙄

筆者は、何しても文句言いそう。専門はドイツ思想史の非専門家 ▽池江選手に五輪辞退をお願いするのは酷くない|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

「古い自民党」ならまだいい「反社自民党」からの脱却が求められているのです。この国の政治問題の深刻さはここにある。

北守さんですかね?

古い政治家たちが入れ替えただけ

このニュースをすぐに読めるように要約しました。ニュースに興味がある場合は、ここで全文を読むことができます。 続きを読む:

 /  🏆 131. in JP

日本 最新ニュース, 日本 見出し

Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。