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ドラッケンミラー氏、「債券市場の声」聞こえるようになる-CNBC

Stanley Druckenmiller, chief executive officer of Duquesne Family Office LLC, listens during a Bloomberg Television interview in New York, U.S., on Monday, Dec. 17, 2018. 

Stanley Druckenmiller, chief executive officer of Duquesne Family Office LLC, listens during a Bloomberg Television interview in New York, U.S., on Monday, Dec. 17, 2018. 

Photographer: Christopher Goodney/Bloomberg

資産家のスタン・ドラッケンミラー氏は27日に米経済専門局CNBCで、前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)発表に心を躍らせていると述べた。「向こう数カ月、パウエル議長が示唆した通りの行動が取られるならば、債券市場が発信するメッセージがなんであれ、われわれはそれに従うことが再びできるようになる」と説明した。

  同氏は昨秋、債券市場からは有益なメッセージも「信ぴょう性のある」メッセージもまったく届かないと述べ、それは米金融当局による操作が原因だと述べていた。「余計な手が加わる前の債券市場と利回り曲線は、将来の経済トレンドを占う上でずっと有益な手がかりだったことに間違いはない」とした。

  FOMCはフォワードガイダンスをやめることで、データに基づいてタイムリーに行動する能力を取り戻すとも同氏は述べた。

  「米金融当局がその通りに行動するならば、私は向こう数カ月に債券市場の声に耳を傾けるだろう。このビジネスを始めて最初の35年間がそうだったように」と語った。

ドラッケンミラー氏「米金融政策は過激で不適切」-ドルにも脅威 (1)

原題:Druckenmiller Tells CNBC It May Be Time to Listen to Bonds Again(抜粋)

 

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