ローソンが「ゴーストレストラン」参入…宅配専用、25年度には1000店舗目標

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 ローソンは27日、宅配専用の調理事業に参入すると発表した。看板や客席がない料理店は「ゴーストレストラン」と呼ばれており、店内の 厨房ちゅうぼう で弁当や総菜を調理し、「ウーバーイーツ」などの宅配代行サービスを通じて配送する。

ローソン。東京都内で。2021年12月30日撮影。
ローソン。東京都内で。2021年12月30日撮影。

 和洋中など様々なジャンルのブランドを展開する計画で、既存の外食チェーンの商品を販売することも検討している。昨年11月から東京都内の店舗で実証実験を始めており、2023年2月までに関東で100店舗、25年度には全国で1000店舗まで広げたい考えだ。

店員が総菜などを調理するローソンの厨房(同社提供)
店員が総菜などを調理するローソンの厨房(同社提供)

 ローソンは全国の約8000店舗に厨房を設置し、出来たての弁当を販売している。かき入れ時となるランチタイムなど以外でも、厨房を積極的に活用していく狙いがある。

 ゴーストレストランは、米国から始まったとされる。新型コロナウイルスの感染拡大で増えた宅配需要を取り込むため、外食業界で導入が相次いでいる。デニーズは、東京都品川区で宅配専門店を運営しており、都内にはゴーストレストランだけを集めたビルも出現している。

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2709118 0 経済 2022/01/27 17:55:00 2022/01/27 17:55:00 2022/01/27 17:55:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2022/01/20220127-OYT1I50103-T.jpg?type=thumbnail

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