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ローソンは27日、宅配専用の調理事業に参入すると発表した。看板や客席がない料理店は「ゴーストレストラン」と呼ばれており、店内の
和洋中など様々なジャンルのブランドを展開する計画で、既存の外食チェーンの商品を販売することも検討している。昨年11月から東京都内の店舗で実証実験を始めており、2023年2月までに関東で100店舗、25年度には全国で1000店舗まで広げたい考えだ。
ローソンは全国の約8000店舗に厨房を設置し、出来たての弁当を販売している。かき入れ時となるランチタイムなど以外でも、厨房を積極的に活用していく狙いがある。
ゴーストレストランは、米国から始まったとされる。新型コロナウイルスの感染拡大で増えた宅配需要を取り込むため、外食業界で導入が相次いでいる。デニーズは、東京都品川区で宅配専門店を運営しており、都内にはゴーストレストランだけを集めたビルも出現している。