広島3連覇監督で日刊スポーツ評論家の緒方孝市氏(52)が6日、同い年の高津臣吾監督(52)が率いるヤクルトの浦添キャンプを訪問した。昨季は最下位だったがFA残留した山田、小川、石山が「大きな補強」と上積みを指摘。「昨年、勝てなかったチームが頑張って球界を盛り上げてほしい」と激励した。ヤクルトの課題は間違いなく投手陣だ。昨季のチーム防御率4・61はセ・リーグでワースト。打率も2割4分2厘で最下位だったが、打率では5位の阪神が順位では2位に食い込んだことをみても、野球は投手力というのがよく分かる。
もちろん、こちらが言う前に高津監督は、当然だが、よく分かっている。「去年は思うようにできんかった。原因はハッキリしてるし、そこを立て直していくことやね」。こちらが何か言う前に、自分からそんな話を始めた。 そこを克服するために新外国人投手を獲得したりしているが、加入が遅れるのは気の毒だ。それでも小川、石山、そして山田の3人がFAで移籍せずに残留したことは大きい。これは大きな補強のようなものだろう。今季はなんとか立て直していくのでは、と期待している。 昨年、初めて指揮を執った高津監督をテレビなどで見ていて感心したのは、何というか堂々とした落ち着きがある点だ。苦しい試合が多い中、ベンチで一喜一憂せず、じっくりと思考を巡らせている感じがひしひしと伝わってきた。高津監督が喜んでいたのは、元監督の古田臨時コーチが来てくれたことだ。「外から違う見方をしてくれていたし、話も面白いので選手の頭にも残る」と感謝していた。それはそうだろうな、と思う。
ヤクルトは昨年、大きく負け越した。そういうチームが今季、巨人など上位を食っていけば、セ・リーグが盛り上がる。そして球界全体も盛り上がる。監督にストレスが掛かるのは当然だが、それに打ち勝ってほしいものだ。
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