1月23日、仏・パリで開かれた友人NIGO ®による初のケンゾーのショー会場に登場したファレル・ウィリアムス。そこで、彼がかけていたダイヤモンドが散りばめられたサングラスに注目が集まった。じつはこれ、ティファニーでファレル自身がカスタムしたスペシャルなアイテムだったらしい。
このサングラスの写真をインスタグラムに投稿したLVMHの後継者であり、ティファニーの重役でもあるアレクサンドル・アルノー氏によると、サングラスには61個のダイヤモンドが使用され、合計25カラットを超えているそうだ。レンズの両脇には、エメラルドカットをほどこしたエメラルドが2個ついており、18金のフレームにセットされている。
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会場で、今回のコラボレーションについてファレルに尋ねたWWDの記事によると、彼は「ティファニーと“婚約”しました」と笑顔でコメントしたものの「今日はNIGO ®を祝うために来ているから」と詳細を語るのを避けたそうだ。
NIGO ®がデザインを手がけるKENZOを傘下に置くLVMHは、2021年初頭にティファニーの買収を完了し、185年の歴史を持つ宝飾品小売店をコラボレーションを重視した21世紀的な企業に変化させた。彼らはキャンペーンで、ビヨンセやジェイ・Z、バスキアの作品をフィーチャー。そして、数カ月後には「ティファニー×シュプリーム」を発表している。LVMHにとって、ファッション界のベテランであり、長年にわたってスタイルと音楽の架け橋となってきたファレルとのクリエイティブなパートナーシップは、理にかなったものなのだろう。
FROM: GQ.COM