エルチェ大金星目前も…R・マドリー、0-2から終盤劇的ドロー!
[1.23 ラ・リーガ第22節 R・マドリー 2-2 エルチェ]
ラ・リーガは23日、第22節を各地で行い、レアル・マドリーがエルチェに2-2で引き分けた。一時はエルチェが2-0でリードしていたが、R・マドリーがMFルカ・モドリッチとDFエデル・ミリトンのゴールで同点。エルチェは敵地R・マドリー戦での初白星を土壇場で逃した。
両チームは20日に行われたコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)でも対戦。両チームに一人ずつ退場者を出した中。延長戦の末にR・マドリーが2-1で勝利していた。中2日での再戦は場所を変え、R・マドリーの本拠地サンティアゴ・ベルナベウで開催された。
試合は前半20分すぎ、エルチェMFテテ・モレンテがMFカゼミーロとの接触で途中交代を強いられ、アクシデント含みのスタート。それでも試合はR・マドリーが主導権を握り、同30分には最初の決定機。DFルーカス・バスケスの折り返しからMFカゼミーロが強烈なミドルシュートを放ち、GKエドガー・バディアを強襲した。
さらにR・マドリーは前半32分、左サイドからドリブルを仕掛けたFWビニシウス・ジュニオールがペナルティエリア内で倒され、PKを獲得。キッカーはFWカリム・ベンゼマ。先制点の絶好のチャンスが訪れた。ところが、ベンゼマが蹴り出したボールは大きく右上へ。エースのまさかのミスで試合の均衡は保たれた。
すると前半42分、ここまで劣勢だったエルチェがファーストシュートで試合を動かした。最終ラインを起点としたビルドアップで左サイドを攻め上がり、アクシデントで途中出場していたMFフィデル・チェバスがクロスを供給。ゴール前でフリーになっていたFWルーカス・ボイエがヘディングで押し込んだ。
R・マドリーは後半6分、ビニシウスからのパスを受けたFWエデン・アザールが相手DFに倒され、またしてもPKの判定。ところがここでVARが介入し、主審のオンフィールドレビューでPKは取り消された。同10分すぎにはR・マドリーにさらなる追い討ち。ベンゼマが左ハムストリングを押さえて自らピッチを退き、途中交代を強いられた。
その後は4-4-2のブロックで守るエルチェと、サイドを広く使って攻めるR・マドリーという構図。後半26分、R・マドリーはペナルティエリア内でドリブルを仕掛けたアザールのパスをMFルカ・モドリッチが左に流し、ビニシウスが狭いスペースから右足で狙ったが、惜しくも枠を外れた。
すると後半31分、防戦一方だったエルチェが追加点を奪った。カウンターから右のハーフスペースを攻め上がったL・ボイエが右足アウトサイドで右に展開すると、エリア内に駆け込んだMFペレ・ミージャが利き足ではない右足を一閃。完璧なミートでゴール左隅を打ち抜いた。
厳しくなったR・マドリーは後半33分、モドリッチのCKに反応したMFカゼミーロのヘッドはクロスバーに直撃。なかなかゴールを奪うことはできない。同34分にはバスケスとアザールに代わってMFフェデリコ・バルベルデとMFイスコを投入し、さらに攻撃姿勢を強めた。
するど後半37分、R・マドリーがようやく1点を返した。モドリッチのCKをDFダビド・アラバがそらすと、このボールがP・ミージャの腕に直撃。再びVARが介入した結果、今度はR・マドリーにPKが与えられた。キッカーのモドリッチは落ち着いてネットを揺らし、今季のラ・リーガ初ゴールが追撃の1点となった。
勢いに乗ったR・マドリーはさらに後半アディショナルタイム2分、左サイドを突破したビニシウスのハイクロスに対し、リスクを負って攻撃参加していたDFエデル・ミリトンが反応。高い打点のヘディングシュートを叩き込み、土壇場で同点に追いついた。そのまま試合はタイムアップ。R・マドリーが底力を見せ、勝ち点1をもぎ取った。
●ラ・リーガ2021-22特集
ラ・リーガは23日、第22節を各地で行い、レアル・マドリーがエルチェに2-2で引き分けた。一時はエルチェが2-0でリードしていたが、R・マドリーがMFルカ・モドリッチとDFエデル・ミリトンのゴールで同点。エルチェは敵地R・マドリー戦での初白星を土壇場で逃した。
両チームは20日に行われたコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)でも対戦。両チームに一人ずつ退場者を出した中。延長戦の末にR・マドリーが2-1で勝利していた。中2日での再戦は場所を変え、R・マドリーの本拠地サンティアゴ・ベルナベウで開催された。
試合は前半20分すぎ、エルチェMFテテ・モレンテがMFカゼミーロとの接触で途中交代を強いられ、アクシデント含みのスタート。それでも試合はR・マドリーが主導権を握り、同30分には最初の決定機。DFルーカス・バスケスの折り返しからMFカゼミーロが強烈なミドルシュートを放ち、GKエドガー・バディアを強襲した。
さらにR・マドリーは前半32分、左サイドからドリブルを仕掛けたFWビニシウス・ジュニオールがペナルティエリア内で倒され、PKを獲得。キッカーはFWカリム・ベンゼマ。先制点の絶好のチャンスが訪れた。ところが、ベンゼマが蹴り出したボールは大きく右上へ。エースのまさかのミスで試合の均衡は保たれた。
すると前半42分、ここまで劣勢だったエルチェがファーストシュートで試合を動かした。最終ラインを起点としたビルドアップで左サイドを攻め上がり、アクシデントで途中出場していたMFフィデル・チェバスがクロスを供給。ゴール前でフリーになっていたFWルーカス・ボイエがヘディングで押し込んだ。
R・マドリーは後半6分、ビニシウスからのパスを受けたFWエデン・アザールが相手DFに倒され、またしてもPKの判定。ところがここでVARが介入し、主審のオンフィールドレビューでPKは取り消された。同10分すぎにはR・マドリーにさらなる追い討ち。ベンゼマが左ハムストリングを押さえて自らピッチを退き、途中交代を強いられた。
その後は4-4-2のブロックで守るエルチェと、サイドを広く使って攻めるR・マドリーという構図。後半26分、R・マドリーはペナルティエリア内でドリブルを仕掛けたアザールのパスをMFルカ・モドリッチが左に流し、ビニシウスが狭いスペースから右足で狙ったが、惜しくも枠を外れた。
すると後半31分、防戦一方だったエルチェが追加点を奪った。カウンターから右のハーフスペースを攻め上がったL・ボイエが右足アウトサイドで右に展開すると、エリア内に駆け込んだMFペレ・ミージャが利き足ではない右足を一閃。完璧なミートでゴール左隅を打ち抜いた。
厳しくなったR・マドリーは後半33分、モドリッチのCKに反応したMFカゼミーロのヘッドはクロスバーに直撃。なかなかゴールを奪うことはできない。同34分にはバスケスとアザールに代わってMFフェデリコ・バルベルデとMFイスコを投入し、さらに攻撃姿勢を強めた。
するど後半37分、R・マドリーがようやく1点を返した。モドリッチのCKをDFダビド・アラバがそらすと、このボールがP・ミージャの腕に直撃。再びVARが介入した結果、今度はR・マドリーにPKが与えられた。キッカーのモドリッチは落ち着いてネットを揺らし、今季のラ・リーガ初ゴールが追撃の1点となった。
勢いに乗ったR・マドリーはさらに後半アディショナルタイム2分、左サイドを突破したビニシウスのハイクロスに対し、リスクを負って攻撃参加していたDFエデル・ミリトンが反応。高い打点のヘディングシュートを叩き込み、土壇場で同点に追いついた。そのまま試合はタイムアップ。R・マドリーが底力を見せ、勝ち点1をもぎ取った。
●ラ・リーガ2021-22特集
データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
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