強い向かい風が吹き続けるコンディション。飛距離を大きく落とす選手もいる中で、小林陵は大ジャンプの目安となるヒルサイズまで２メートルに迫ってみせた。１４３メートルを飛んだ２位グラネル、１３７メートルの３位リンビクの両ノルウェー勢をねじ伏せ、表彰台の中央に戻ってきた。 同会場で行われる３０日の個人第１９戦が、北京五輪前最後の一戦。総合優勝を飾ったジャンプ週間中のビショフスホーフェン大会（オーストリア）以来、Ｗ杯優勝から遠ざかっていたが、弾みをつける大きな白星を手にした。.
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