北海道から小学生オリンピアン誕生なるか。東京オリンピック(五輪)で初採用されるスケートボードのパーク女子で苫小牧市の小学5年生、開心那(ひらき・ここな=10、hot bowl skate park)が、代表争いに名乗りを上げた。16日(日本時間17日)に米国で行われた五輪予選対象大会デュー・ツアーで日本勢2番目の3位に入った。5月の日本選手権で優勝した天才少女が、夏冬通じて最年少11歳10カ月で迎える東京五輪出場へ好スタートを切った。小学生五輪出場はもう夢物語ではない。開が東京五輪代表争い初戦で鮮烈な印象を残した。8人が進んだデュー・ツアー決勝2本目。ジーンズにTシャツ姿で、コース上部の縁(コーピング)を使うなど高難度の技を立て続けに成功。本場米国ファンからも歓声が沸き上がった。「3位以内に入れると思わなかったので、うれしい」と喜んだ。
無理もない。一気に頭角を現したのは、9歳で出場した昨年5月の日本選手権で4位に入ってから。8月には海外デビュー戦のVANSアジアで優勝、11月の世界選手権でも7位に食い込んだ。母美奈子さん(42)が「自分たちも信じられない」というぐらいの急成長だった。エア(空中技)の高さに課題は残るが、難易度の高い技を繰り出し今年5月の日本選手権を制した。五輪出場が現実味を帯びてきた。 今年の日本選手権パーク女子決勝進出8人は全て10代で平均12・75歳。まだ歯も生えかわっていない10歳の開が、腰まである髪をなびかせ華麗に技を決める姿はメディアでも大きく取りあげられた。「友だちに『テレビで見たよ。かっこいいね』っていわれるのはうれしかった」。競技にはつきものの、すり傷や打撲を負いながらも打ち込んだ。
◆東京五輪スケートボード種目 ストリートとパークの2種目。ストリートは斜面や階段、手すりを模したコースを使用。パークはコンビプールと呼ばれるお椀を組み合わせたようなコースで争う。両種目ともトリック(技)の難度、スピード、構成、独創性などを競う採点競技。ジャンプやスライド技の多いストリートに対し、パークは回転技が多い。
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