米金利高一服、嵐の前の静けさか(NY特急便)
米州総局 斉藤雄太
20日の米株式市場でダウ工業株30種平均は5日続落し、終値は前日比313ドル安の3万4715ドルだった。一時は400ドル以上高くなる場面もあったが、取引終了1時間ほど前から相場が崩れた。目立った悪材料が見当たらないなか、米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締め路線を警戒する投資家の不安心理が浮き彫りになった。
この日は、最近の株安の主因となっていた米金利は上昇一服となった。米長期金利の指標に...
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