宇宙への関心の高まりを背景に、複数の公開企業や上場投資信託(ETF)が値上がりしているのだ。2019年に登場し、「UFO」のティッカーシンボルで取引される「プロキュア・スペースETF」は、ブランソン氏の宇宙旅行会社ヴァージン・ギャラクティックを最大の投資先としている。このETFは年初来で14%、過去12カ月では40%以上の上昇を見せた。
「このファンドへの関心が今年高まっているのは確実だ。ヴァージン社による先週の打ち上げを前に、多くの人から投資があった」。UFOファンドのマネジャーで、プロキュア社の最高経営責任者(CEO)を務めるアンドリュー・チャニン氏はこう語る。チャニン氏はCNN Businessに対し、UFOはパッシブ運用、つまり指数に基づく運用を行っていると説明する。この場合、連動対象となる指数は、宇宙投資サービスという会社のつくった「Sネットワーク宇宙インデックス」になる。チャニン氏によると、インデックスマネジャーが着目するのは、裕福な旅行者を宇宙に送り込むことを目指す企業だけではない。宇宙への打ち上げによる実際の売り上げは、通信衛星やインターネットサービス衛星の利用増加から生まれる可能性が高い。
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ソース: tenkijp - 🏆 133. / 51 続きを読む »