宮城県内の自治体首長や県議が新型コロナウイルスに相次いで感染したことを受け、行政運営に影響が広がっている。若生(わこう)裕俊市長(56)の感染が24日に確認された富谷市では、26日の総合防災訓練の中止が決定。また、山田裕一市長(45)の感染が確認された白石市、伊藤康志市長(71)の感染が確認された大崎市では今後控える臨時市議会で副市長が対応することになり、異例の事態となっている。
富谷市によると、若生市長は入院先から電話やメールなどで指示を出して公務を行う。ただ、市長の感染を受け、26日に予定されていた「市総合防災訓練」の中止を決定。12月1日開会の市議会定例会は副市長が対応する予定だという。白石市によると、山田市長は重篤な症状ではなく、25日から12月7日まで宿泊療養施設に入る予定。市では27日に市議会臨時会、12月4日に市議会定例会の開会が予定されているが、議案説明などは副市長が対応する。また、山田市長は必要な決裁などの公務について当面の間、電話やメールで行うという。一方、自民党会派に所属する県議10人の感染が確認された県議会では25日、11月定例会が開会した。ただ、濃厚接触者として自宅待機の4人を含む計14人の県議がこの日の本会議を欠席。議場では空席が目立った。
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